2011年3月6日日曜日

DesireHDを1週間使ってみて

DesireHDを1週間使ってみましたが、予想外のトラブルがあったりしたので記録に残しておこうと思う。


日本語表示について
私の買ったDesireHDは国内の業者が香港経由で取り寄せたもの。
どうやら日本を覗くアジア向け端末のようで

中文
タイ
シンガポール
インドネシア
ベトナム
マレーシア
フィルピン
パキスタン

が選択可能。
さらに、ベトナムとタイ向けのIMEがインストールされている端末でした。
(いったい何処向けなのか本気でわからん)

中国語、中文のみなので少なくとも香港版ではないと思います。
(中国語は複数ランゲージがある筈なので)

で、肝心の日本語表記設定ですがマーケットからMoreLocale2をインストールすれば
完全日本語化が可能です。

なお、日本語設定ですが、必ずアプリケーションのMoreLocale2上から行って下さい。
設定の「言語とキーボード」には日本語ランゲージは表示されませんので。


日本語フォントについて
(設定には要Root、要S-OFFです)

海外向け端末ですが、MoreLocale2で日本語表示は可能ですが何か変です。
そう、中国語と兼用になってる為です。
たとえば「大阪」の「阪」とかが変な漢字で表示されます。

ではどうするか?
そのまま使っても良いけど、やっぱり使いづらいので日本語フォントを導入します。

Windowsパソコンで使える日本語フォント(拡張子がttcのもの)が導入可能です。
(使用するフォントの著作権に注意)

そのフォントの名前を「DroidSansJapanese.ttf」へ変更し、/system/fontsへ放り込むと日本語フォントとして認識します。


Rootについて
今回はVisionary+を使用してRoot奪取を行いました。
当然マーケットには置いてないので、ググって落としたファイルをSD経由でインストールします。
「設定」→「アプリケーション」内の「不明な提供元」にチェックを入れてから行う事。


S-OFFについて
フォント入れ替え作業はROOT奪取すれば可能ですが、再起動するとフォントが消えてしまいます。
どうやらシステムファイルを保護している模様。で、S-OFFを行います。
コレ、Rootより危険な行為なので自己責任で。
(ファイル操作誤ると最悪「文鎮化」します)
DHD-v0.6-tempfixを使います。
当然マーケットなんぞにありませんのでググれ。



3Gの通信速度が遅い
ウチのDesireHD何故か通信速度が遅いのですよ。
平均で200kbps。運が良いと400kbps
APNを128kに変更すると70kbps程度しか出ず明らかにおかしい。
moperaの128kで100k切る事自体通常ありえないからだ。
SIMカード不良を疑い、端子拭きとりするが改善しない。
XperiaにSIM挿すと1Mbps以上の速度が出る事を確認。

やはりDesireHDの問題か?
面倒だけど端末を初期化する事にする。
先日のNexusOneのOTA来ない件もあったからだ。

最初はRUUで初期化しようかとも考えたが、効果的と思われる手順としてフルワイプを実行。
再起動し、日本語化する前に通信速度のベンチを計測すると1Mbps越えを確認。
日本語化すると何故か200kbps程度に戻る。何故?

再度調べると、MoreLocate2の「ロケールの詳細な変更」を触ると速度が遅くなる(事がある)模様。
MoreLocate2をアンインストール→再起動→MoreLocate2をインストールして日本語化すると通信速度復活。

ちなみに「ロケールの詳細な変更」を触って再現するか調べたが今度は発生しなかった。
とは言えコイツが原因の可能性大と思われるので様子を見ることにする。