三菱アイに3年乗った感想２

三菱アイに約3年乗った感想２

今から買おうとしている方々へ正直なところを

■根本的な話
・三菱車は「基本的に頑丈」だ。ブッシュ類は定期的な交換が必要だけどな。
・問題なのは、ＡＴの「バルブボディ」だ。
　→試乗してシフトショックがある個体は止めといた方がいいかもね。
・燃費悪いです。街乗り９～１０キロ。諦めろ。
　→カタログに載ってた燃費リッター18キロなんて出たの3年乗ってて1回だけ（笑）
　　（ほとんどの場合、遠出しても16キロ位ですね）
・エアコンは超効きます。寒い位にな。
・三菱はキーレスエントリーの電波が全く飛ばん。正直「糞」レベル。
・初期型と後期型でキーレスエントリーの「形状」が異なる。
　→初期型は「ケースとか南無」なので覚悟しろ。
・トランクに「生もの」は置けないよ。エンジンの熱が・・・


■今から購入する人へアドバイス
・初期型、後期型でいい点、悪い点があるのでよく考えてね。
・初期型はターボ車のみ、後期型はＮＡとターボ車、末期は「ほぼＮＡ車のみ」です。外装でターボ/NAの判別は「マフラーの径」のみ。
・後期型はボディ剛性↓、足回りが柔らかくなり、ＡＴの制御がシンプルらしいです。
・モデル末期は９９万のお買い得モデルが殆どだったらしく、ターボ車を注文する人が希少だったこともあり、末期ターボ車の中古車価格はかなり高いそうです。
・ヘッドライトの表面が曇ってる、黄ばんでいる、または内側にヒビが入っている車はやめとけ。
　特にヒビが入ったライトは暗くなる要因となり解決にはヘッドライトASSY（左右別）の交換対応となるが、ヘッドライトは片側で４万だぞ。（HIDモデルは更に高い）
・可能である限りグレードは「Ｇ」を勧める。フォグランプ付いてたらなお良し。

・見た感じDINじゃない専用CDプレーヤーがついてて購入迷った方へ。
　別売りの2DIN用ガワ（約７０００円）を買えば交換が可能だ。

■ナビ入れる人へ
　・素直に2DIN内蔵ナビ、ETC、バックモニターはセットで取り付けろ。
　　最近のナビは社外品でも純正のようにETCの案内音声をナビ側で集中管理可能だ。

■メンテナンスについて
・ターボ車はオイル3000キロ毎に交換しとけば大丈夫。
　ただしエンジン設計が古くオイルとの相性があるので注意。（オイル価格に関係せず）
・タイヤ代高いです。タイヤ専門店では間違いなく「お取り寄せ」です。
　緊急なら三菱ディーラーへご相談を（常時在庫してるらしいです）
・ダッシュボード下から水がポチャポチャする音が聞こえるのなら、ラジエータ液の劣化もしくはエア入ってる。
・この車は基本的に「カックンブレーキ」じゃないです。
　コントロール性が良いブレーキを搭載しています。
　もしカックンするなら最初に「ブレーキフルードの劣化」を疑ってください。
・ドライブシャフトブーツは非常に丈夫です。（4WDモデルを除く）
　ディーラー曰く、「10万キロ超えの個体も扱っているが、２０１６年現在、後輪側のブーツが破れた個体にはまだ遭遇していない」との事。

■やっちゃいけない事
・ヘッドライトを「ガラコ」等の水滴を弾くケミカルでコーティングしてはいけない。
（一晩でヘッドライトが黄ばみます）

・ガラコ等の「ウォッシャー液」は絶対に使ってはいけない。
　三菱アイは普通の車には存在するフロントガラス下部の「水受け」が無く、ワイパーで撮ったウォッシャーの廃液がそのまま流れヘッドライトに掛かります。
なので「ガラコ系ウォッシャー」液を使うとヘッドライトに掛かって終わります。

三菱アイに約３年乗った感想１

注：2017/8/2本文を一部修正、2017/10/22さらに修正。



三菱自動車のアイを購入し、約３年が経過した。

いろいろわかってきた事があるので記録に残しとこうと思う。

うちのアイは２００７年式のMグレードでぎりぎり初期型になります。
（２００７年式ですがの同年に出た初回マイナーチェンジより前モデル）

まずは交換編。

・前後ショックは速攻で交換

購入時すでに前後のショックが死んでいた。

車内で自分の体を揺らすと車全体が盛大に揺れる・・・
対応しててわかったのですが、どうもこの車種、ショックが死ぬとステアリングラックに負荷が掛かりやすいみたいです。
で、ステアリングラックの新品価格が10万超えてたりするので早急に対処したほうがよさそう。

そんなわけで色々悩んだ上、純正部品で新品に交換。

・フロントのワイパーアームを後期型に交換。

アイのワイパーは1本タイプでワイパーアームとワイパー間はＵ字フックなのだが。

初期型はU字フックの幅が異常に大きく、一般的な国産車のワイパーブレードを取り付ける事ができない（笑）

設計したアホ担当者に、なんで変態サイズにしたのか問い詰めたい）

※調べたらこの変態サイズなU字フック、米国の車両で過去にごく少数の採用例があるらしい

当然クレーム来たのだろうね。

後期型のU字フックは一般的な形状とサイズに変更されています。

という事で、後期型のワイパーブレードに交換しました。

なお、ワイパーブレードのサイズは７００ミリとなります。
ホームセンターでもエアロなワイパーブレードを購入する事が可能ですが、
純正品は市販品よりも若干ブレード取り付け部分が進化しとります。い

・リアワイパーアームを交換（初期型）

アイのリヤワイパーアームはワイパーゴムの左右に突起がついておりゴムを押さえつけているのですが、前オーナーが両方へし折るという暴挙に出ており、ワイパーを動かすとゴムが遠心力で飛び出すという・・・

というわけでアームを新品に交換。

ちなみにリアのワイパーアームは初期型と後期型でゴムが異なる模様。

後期型はワイパーゴムの社外品が無いみたいです。

・純正トノカバーを取り付け

トランク部分が窓越しに除かれるのが個人的になんか嫌なので純正のトノカバーをディーラーで取り付けて貰いました。

しかしなぁ、コレもう少しなんとかならないのでしょうか？

担当者をブン殴りたいレベル。価格と品質が全くあっていない。
取り付け方法が超手抜き。
後部ハッチ閉じるときにトノカバーが下に押し込まれたりって事が多発して、
それの修正が面倒だ（怒）

・ステアリングの高さを修正

ハンドルの位置が高いのよ。（というよりかなり上向き（
この車って発売当時は結構高い車種のハズなのだが何故かシートベルトの位置調整や
ステアリングコラムの調整機能が全く無いと来てる。

しょうがないのでホームセンターでカラーとネジ買ってきてステアリングコラムの位置を１５ミリダウン。


・助手関のサンバイザーをミラー付きに交換
通常は運転席側のサンバイザーにカードホルダー兼ミラーが備え付けられてるのですが、部品調べると助手席版の存在を確認。手配して交換実施。
（目的はミラーではなく「カードホルダー」）


まぁ、弄ったのはこんなところかな。